社会で役立つマナーや常識が身につく「秘書検定」を取得しよう

民間資格としてはとても知名度の高い秘書検定。
これは、公益社団法人である実務技能検定協会の実施する秘書技能検定試験を指すのが一般的です。
他にも似たような民間資格はありますが、一言「秘書検定」といった場合には、これであると認識しておいて間違いないでしょう。

民間資格ではあるものの文部科学省が後援していることもあり、公的資格という位置付けであると見ることも可能です。

最もレベルの高い1級から、準1級、2級、3級の順に、4つに分類されています。
準1級以上は一次試験に合格後、二次試験にも合格しなければ資格を取得することはできません。

どのレベルも一次試験は筆記形式(マークシート方式と記述問題)となっており、二次試験は面接方式によって合否が決定されます。

この資格を取得するために必要となるのは、職務に関する知識、一般的な教養、ビジネスマナーや接遇に関する知識、文書の取り扱いや書類のファイリングに関する知識など。
これらがそれぞれのレベルに見合ったものであると試験によって認められれば、この資格を得ることができます。

合格率はレベルによって変わってきますが、準1級以上でも受験者数の3割から4割は合格できるため、そこまで難しい試験とは言えません。
しかし、半分以上が不合格となりますから、勉強も対策も全くせずに取得するのは難しいでしょう。
2級は受験者全体の5割ほど、3級は8割ほどが合格しています。

転職でアピールするためには1級の取得が必須

秘書検定に合格することで、社会で役立つビジネスマナーや社会常識が身につく点、ここに大きなメリットがあります。
転職時に履歴書に記載しておけば、それらを身につけていると見なされるため、資格を持っている以上に応募先企業へのアピールとなるのです。

事務職には特に必須の資格はありません。
まったく資格を持たずに応募する女性も多く、そんな中で履歴書に「秘書技能検定1級」などの文字が記載されていれば、資格を一切持たずに応募してきた人よりも好印象を抱いてもらえることは間違いないでしょう。

ただ、履歴書に記載し面接などでもアピールするためには1級の取得が必須かもしれません。
それぞれのレベルで得られる内容はもちろん合格率を見ても、それ以下のレベルであれば大きなアピール材料とはならないでしょう。

資格そのものを武器にするというよりも、それを取得することで得られたスキルや印象を面接の場で発揮できるため有利に働くと考えた方が現実的。
その意識を持って臨めば、この資格を最大限活かすことができるはずです。